石山寺桜・宇治川の桜
2007年に撮影した石山寺の桜と宇治川付近の桜です。京都府宇治市から天ケ瀬ダムを経て、瀬田川沿いに走っていくと、石山寺に出ます。桜の名所と言っても、それほど固まって咲いているわけではありませんが、春になると、この街道付近には、所々桜の美しい風景が展開します。特に石山寺の境内にある天然記念物の硅灰石(けいかいせき)があり、この岩に、本堂横の桜がかかっている様子がとても美しいことで知られています。どちらかというと桜よりも紅葉の名所といった方がいいかもしれませんが、それでも桜が満開になると、あちらこちらで美しい風景を見ることが出来ます。またこの宇治川から石山寺にかけては、源氏物語の作者である紫式部ゆかりの地でもあります。宇治川は、光源氏が登場する事で有名な源氏物語の舞台にもなっていたことでも知られています。源氏物語自体は、全体で54帖からなっていますが、そのうちの45帖から54帖までは、宇治が舞台となっています。また宇治川から天ケ瀬ダムを通って瀬田川沿いに石山寺へ至るルートは、とても美しい風景を見せてくれるところを通ってきます。天ケ瀬ダムの近くでも所々桜が咲いていて、それが水面に映し出されていたりしてとても綺麗なところがあります。また有名な宇治平等院もこの街道沿いにあります。宇治川沿いの桜は約2,000本の本数があると言われています。その大半が中の島付近に集中しています。また石山寺の桜は瀬田川付近の桜も含めて約1,500本ぐらいの本数があると言われています。
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