この琵琶湖疏水の水は、琵琶湖岸の大津マリーナのあたりに取水口があり、そこから
三井寺園城寺のある長等山麓の第一トンネルに向かって流れています。
画面で言うと普通は奥の山から手前側に向かって流れていると思われがちですが、
実際は逆で、何と手前のほうから奥の山に向かって琵琶湖疏水の水は勢いよく流れてゆきます。
一見すると、琵琶湖から流れ出た水が山のトンネルのほうに向かって流れていくという、目の錯覚のような
摩訶不思議な世界のようですが、実際は琵琶湖の標高85mよりも京都市内の標高のほうが低くなっているので、
トンネルを通して京都市内へ琵琶湖の水を引くということが可能となったわけです。