参道途中で振り返って見ると、
そこだけ浮くように紅葉の木が光を受けていました。
参道途中には往時を偲ぶ、坊跡と呼ばれる平らな台地状になった部分だとか、
観音杉と呼ばれる、高さ50mにもなり樹齢430年ほどにもなる山内最大の杉の木があったり、
千本桜といわれる山桜などもたくさん植えられているようで、春の桜の時期もいいかもしれません。
またここより先にある本堂には高さ2.6mの秘仏、百済寺本尊の木造十一面観音像などの文化財があり、
本堂横には千年菩提樹と呼ばれている推定樹齢1000年の木があります。
この千年菩提樹は当時の信長の焼き討ちの被害を生き延びて今に伝えており、
中央の幹の空洞部分は焼き討ちの被害を受けた当時の幹の太さなのだそうです。