仏ヶ浦駐車帯からさらにしばらく走ると、仏ヶ浦の海岸へと降りられる
遊歩道に接続する、30台程度止められる駐車場があります。
ここからは歩いて下まで降りなければなりませんが、この遊歩道は
行きはよいよい帰りは怖いという遊歩道です。
遊歩道降り口には案内看板とともに、熊出没注意の看板が設置されていて、
ビビらせてくれます。
北海道のヒグマほどではないですが、東北地方のツキノワグマは日本に住むツキノワグマの中でも
最も体格がいいそうで、2m以上にもなる大きいクマもいるそうですし、出会うと恐怖です。
また下へと降りる遊歩道は薄暗い森の中を通ってゆく上に急勾配ですので、
なかなか慣れていないとひとりで歩くには心地悪い感じがします。
特に朝夕は熊避けの鈴くらいはあったほうがいいでしょう。
地元のタクシーの人に話しを聞くと、あまりクマは
国道より下(海岸側)には出たと聞いたことはないということで、
少し安心はしましたが、それでもすぐ近くまで深い山が
迫っている地形ですので注意するに越したことはありません。
ただ遊歩道自体は結構最近新しくなったようで、幅もゆったりとしているし、
歩きやすいように綺麗に整備されていますが、駐車場との高低差はGPS計測で105m程ありますので
下りは約10分〜15分ほど、上りは約15分〜20分くらいかかるのではないでしょうか。