永澤寺の冬牡丹(ぼたん)の壁紙写真です。兵庫県三田市にある永澤寺(ようたくじ)は花菖蒲が有名ですが、冬には冬牡丹の花が咲くことでも知られています。
兵庫県の中部、標高約550mの山間部であり高地にある永澤寺は、冬の期間は日本海側から流れ込む雪雲がかかって
結構雪が降り積もることが多く、このときも約10センチ近い積雪を記録しています。そんな雪景色の中、
白やピンク、赤といった鮮やかな色合いの冬牡丹の花が藁で作られた雪囲いの中にひっそりと咲いている姿は
非常に美しいものがあります。本来、牡丹は桜の終わった4月下旬から5月頃に咲く花ですが、永澤寺では
促成栽培といって、温室などで花期を早めた牡丹を使って冬の1月10日前後から2月下旬頃まで公開されています。
寒牡丹に比べて促成栽培法を使うことでより大輪の花を咲かせることが出来るそうです。
この冬期期間の冬牡丹園は、入り口を入ってすぐのところで20株ほどを見ることが出来ます。
冬牡丹園の入場料は300円、開園時間は日にもよりますがやや遅めで午前11時ごろから午後3時ごろまで、
毎水曜日が定休日です。なお駐車場は無料です。
但し永澤寺は山間部にあるため、どこから来る場合でも峠を越えなければならず、
積雪時は車ではスタッドレスタイヤかチェーンは必須となります。
また、積雪時の散策は雪の中を歩く場合もあるため、スノーブーツなどの滑り止めがある方がベターです。
永澤寺の冬牡丹
永澤寺の冬牡丹は1月中旬頃から見頃を迎えます。寒い冬に雪囲いの中にひっそりと咲く姿が印象的です。