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撮影禁止の社寺が増える理由

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昨年だけでも以前に加えて宝泉院や曼殊院門跡など、以前は撮影出来ていた
紅葉の名所が次々と撮影禁止へと踏み切ってゆきます。
このままだと京都の紅葉は撮影できなくなってしまう日が来るのかもしれません。
近年桜の時期や紅葉の時期は異常な数の観光客でにぎわう京都の街。
道路は渋滞し、社寺には人があふれかえり、そんななかにはいろいろと
マナーの悪い人たちも増えてきているのでしょう。
本来であれば静かに瞑想にふけったり、思想をめぐらしたり、
そういった時間を持つものだった落ち着いた庭園に、
非常に多くの観光客が押し寄せて雰囲気を台無しにしてゆく。
竜安寺枯山水庭園なども、シーズンに行くと、思索を巡らすどころではありませんね。
それに加えてカメラマンのマナーの悪さも目立ってきているのだと思います。
表向きは観光客の安全のためにという名目ですが、明らかにカメラマン締め出しの
動きが起こり始めていると感じます。
三脚禁止がその最たるもので、人が増えなければ、
あるいはマナー良く何も問題がなければ、
おそらくここまでする必要もなかったでしょう。
特に夜間拝観における三脚禁止など、あからさまに締め出しとしか思えません。

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