秋芳洞は国の特別天然記念物に指定されており、秋吉台の地下約100mにある洞窟で、
秋吉台に降った雨水が石灰岩を徐々に溶かしながら地下にしみこむ過程で出来て行った鍾乳洞としては日本最大の長さを誇る
大規模な洞窟です。公開以前から地元では水神が棲む魔物の洞窟として恐れられていたため、近づく人もなかったが、
その後の学者の調査の結果、観光用として開放しても問題ないということから1909年(明治42年)に観光地として
一般開放されることになりました。秋芳洞の名称「あきよしどう」は昭和天皇が即位前の1926年(大正15年)5月30日にここを訪れた際、 行啓記念で命名したものだそうです。
またここの地名秋芳町(しゅうほうちょう)も1955年(昭和30年)に町村合併の際に秋芳の名をとって付けられました。
洞窟内は約17度前後の温度で季節を問わず一定で、夏場には天然のクーラーになり、寒い冬には天然の暖房となります。
入場料は1200円かかります。また無料駐車場が秋芳洞入口には完備されています。
秋芳洞 洞窟内部
秋芳洞の洞窟内部を紹介します。