国営明石海峡公園は2002年3月にオープンした国営の公園です。
国営明石海峡公園では毎年4月上旬〜中旬頃になると
214種類総本数約31万本とも言われるチューリップの大花壇が登場して
人々の目を楽しませてくれます。
チューリップで大海へと注ぐ河の流れを表現した大地の虹と呼ばれる壮大なスケールのチューリップ畑は
明石海峡公園内の花の大海を中心とした総面積100ha程ある敷地内に
見事なチューリップの花壇を作り上げています。
チューリップの開花時期はだいたい4月5日〜15日前後です。
この期間であれば花の大河と題して花の大海に注ぐチューリップの流れや、
花火鳥と呼ばれる、伝説の不死鳥フェニックスをモデルにした花の鳥や
段々畑のように色とりどりのチューリップを種類別に植えた花壇などを見ることが出来、
そのスケールは関西でも屈指の規模を誇ります。
もともとこの広大な土地は2000年に開催された淡路花博ジャパンフローラ2000のメイン会場となっていた場所です。
ジャパンフローラ閉幕後もこの国営明石海峡公園や奇跡の星の植物館、百段苑などが現在でもそのまま残され、
花博開催当時の面影を残しています。
これだけの広大な土地を開拓したのは、実は関西空港開港とも密接なつながりがあります。
1994年9月4日に開港した関西空港の埋め立てには大量の土砂が必要になるわけですが、
実はその土砂は淡路島のこの場所から持ち出されているわけです。
その跡地がジャパンフローラの会場となり、そして現在も国営明石海峡公園として
人々の目を楽しませているわけです。
考えようによっては、はこの埋め立て跡地をどう利用するか、
その結果行き着いたのがジャパンフローラ開催と国営明石海峡公園の整備だったということになるかもしれません。
国営明石海峡公園で見るチューリップの壁紙写真
国営明石海峡公園では4月上旬頃からチューリップが見頃を迎えて素晴らしいチューリップが見られます。