立て看板によれば、青蓮院門跡の本尊は熾盛光如来(しじょうこうにょらい)曼荼羅です。
光の仏様で全身からまばゆい光を放って世の中を照らす仏様だそうです。
この仏様は梵字ボロンによって表されるそうで、
この青蓮院門跡のライトアップは光で表されたボロンが熾盛光如来の力を表し、
この無数の光の星で表現されているものは私たちの願いなのだそうです。
奥にある四脚門横から出ているサーチライトのような青い光は、
それらが一体となって世の中を照らすようにという思いを込めたものなのだそうです。
またライトアップで最も難しいのもこの青い光の星を捕えることです。
ただここにはひとつおあつらえ向きのものがあります。
本堂前にある階段の鉄製の丸い手すりです。
こらは手すりの最も前の部分にカメラをセットし、指を敷いて角度を調整しながら
十数枚撮影し直したもののうちの一枚です。ちなみに露光時間は3.5秒くらい。
手持ちではほとんど撮影不可能です。
思っていたよりも青い光の数が少ないという印象でした。