世界の梅公園山頂に立つ唐梅閣です。
閣という文字はもともと見晴らしの良い展望所という意味も持つそうで、
標高139m(GPS測位)ほどある山頂からさらに高さ10m以上はある唐梅閣が建っています。
これも中国庭園・萬景園の代表的な建物のひとつとして中国人の手によって建てられ、
唐の時代、日本と中国の間に行き来した遣唐使が日中の文化交流に非常に大きな役割を果たしたわけですが、
その時代に思いをはせ、またそういう交流が永遠に続きますようにという願いのようなものが
この唐梅閣には込められているのかもしれません。