蓬莱庭の参道を挟んで右隣にある伝教大師像と紅葉。
なぜこんなところに伝教大師(最澄)の像があるのだろうと思ってしまいますが、
これは西明寺が天台宗であることと関連があります。
天台宗の開祖といえば天台法華の教義に魅せられて唐からその教えを持ち帰ったこの伝教大師(最澄)なのです。
伝教大師が唐へ渡り天台宗の写経をして日本へ持ち帰り、788年に比叡山延暦寺の開祖となったという歴史があります。
しかしこの像は比較的最近出来たと思われ、まだ新しさを保っています。
また西明寺ではこの伝教大師像周辺の紅葉が行ったときには最も見頃でした。