大曲花火大会のメイン花火
というべき
大会提供花火が終了した辺りからも、まだまだ後半の花火は続きます。
ここでは最後のクライマックス第二弾ともいうべき10号玉30連発に至るまでの創造花火などを
紹介してゆきます。大会提供花火が終了すると、花火会場周辺ではぞろぞろと帰り始める人々が
目につき始めます。これは帰りの渋滞や混雑を避けるための行動ですが、
毎年来られていて大曲の花火を良く知っている方ならともかく、はじめて大曲の花火を見に来た
という人であれば最後まで花火を見てゆかれる方が絶対いいと思います。
せっかくここまで来たのですから、大会提供花火を見終わったら帰るというのも
非常にもったいないなというふうに思えます。確かに他の花火大会と違う大曲の花火の特徴の一つに、
開催時間が非常に長いということも上げられるかと思います。午後6時50分から午後9時半まで、昼花火も加えると午後5時からの
長丁場の花火大会はめったにありませんので。でも競技花火という性格上、一発一発を丁寧に上げる、
また正確な審査のために煙待ちの時間が入ること、それらも長くなる要因ではあるのでしょうが、
逆に考えるとそれだけ美しい花火を見られるということにもつながります。
煙の中で時間に押されて次から次から打ち上げられたら、せっかくの花火がもったいないですし、観客として見ている方も面白くありません。
またそんな状況の中で精魂込めて作った花火を打ち上げなければならないとしたら、それこそ花火師の人たちも泣くってものです。
大曲花火大会・創造花火・割物自由玉その4
大曲花火大会の創造花火です。この日のために準備された美しい花火が次々と惜しげもなく打ち上げられてゆきます。