全国花火競技会・大曲花火大会の
メインともいえる花火が非常に有名な大会提供花火です。
2009年の大会提供花火は「新世紀維新・武士道」をテーマに約2800発の花火が夜空を彩りました。
この花火はパンフレットによれば武士の悲哀や勇ましさ、愛と魂を表現することをテーマに、
日本人のサムライスピリットを奮い立たせるとともに、
世界に向けて武士道を発信しようという内容だそうです。
武士の潔さや明日に向かって進む姿をみならって、堂々と新しい時代を切り開いていこう
とするメッセージを込めた花火なのだそうです。
見た印象ではパートパートごとに鮮烈な花火が入れ替わり、それぞれの花火が一斉に
夜空に数ヶ所から一気に打ち上げられて炸裂し、特に最後のほうは
頭上から降り注ぐような大パノラマとなってものすごい音と振動、光に包まれます。
この大迫力の花火、写真では到底表現しきれませんし、実際に見た迫力はなかなか伝わりにくいと思いますが、
出来るだけ多くの枚数をアップしていますので雰囲気だけでも楽しんでいただけたらと思います。
大会提供花火は大曲花火大会の競技花火の後半途中に、差し込むような形で入ってきます。
時間は午後8時45分頃開始ということでしたが、実際に開始されたのは午後8時52分頃からでした。
大会提供花火の終了は午後8時59分、約7分弱という、スターマインとしては異例の長さで
音楽に合わせて打ち上げられ続ける花火はその間会場を埋め尽くした人々を魅了し尽くします。
おそらく日本一の大スターマインがこの花火ではないかと思います。
なお、今回は24-105mmを使用してA桟敷席の2列目左端に近いところからの撮影でした。
そのため最後のほうは完全に花火が欠けてしまっています。最後の方の大パノラマを撮るには
A桟敷席左端からでも最低17mmくらいの広角レンズがないと厳しいかもしれません。
もう少し上にレンズを向けた方がよかったかなと後で反省です。
加えて風向きが向かい風となり、さらに横風のために一部花火がブレていること、
桟敷席で場所が移動できないために前方の人の頭が入ってしまっていますのでご了承くださいませ。
またこのメイン花火の終了後には早く帰ろうとする人々が立ちあがり始めます。
大曲の花火大会最大で最高の花火ですのでせっかく来られたら見逃さないようにしてください。
大会提供花火・「新世紀維新・武士道」
大曲花火大会でこれを見ずには帰れないといわれる大会提供花火の大迫力です。