午前7時29分19秒の太陽です。ほぼ最大食の状態になってきていますが、ここからは、ライブビューによる評価測光を止めて太陽を直接測光するスポット測光に切り換えています。一瞬だけファインダーを見ながら、測光しています。シャッタースピードは1000分の1秒、絞りは10、露出補正は−2、 ISO感度100で撮影しています。また、よく見てもらうと、太陽と月の食の境目のところにクレーターの凹凸が見えるのが分かるかなと思います。これが金環食の輪のところにかかると、ベイリービーズと呼ばれるような、月の表面の地形の凹凸によって太陽の光がビーズのように見える現象が観察出来るようです。