広角レンズで見る場合には、非常に広範囲のものを一度に見ることが出来ますが、その反面として、どうしても建物自体が、まっすぐにならずに曲がってしまう。或いは、斜めに傾いたようになってしまうというところがあります。ちょうど下から見上げたように撮影した場合には、本当はまっすぐ上に向かって立っているのですが、何か中央部分へ向かって集まっていると言うか、斜めに傾いているように見えてしまうというところがあります。また正面から見ている場合には、比較的そういう症状はマシになりますが、それでも端の方は、どうしても極端に傾く傾向があります。またもう一つ、端の方になると、どうしても画像が荒れやすいという欠点があります。また端になればなる程、画像自体が外に流れているような感じになってしまいます。