白樺湖畔で毎年冬に行われている氷の祭典、
クリスタルフェスティバルの壁紙写真です。
クリスタルフェスティバルは標高1500mの白樺湖畔で1997年冬から毎年開催されており、
蓼科高原の冬の風物詩となっています。
100kg以上もある氷の塊数千個、赤・青・黄・緑の4色の蛍光灯千本以上を使い、
中国ハルピン市などで技術指導を受けられた氷職人の人たちが作り上げている氷の芸術作品です。
また氷燈祭の名前は、氷の中に蛍光灯を灯りとして入れているところからそう呼ばれています。
白樺湖以外にも蓼科高原に会場が点在してあるため、蓼科高原クリスタルフェスティバルとも呼ばれます。
日本一の氷燈祭とも言われるクリスタルフェスティバルですが、
会場は白樺湖畔のほかにも世界の影絵美術館の中にある白樺湖リゾート・氷瀑氷柱公園、
横谷温泉付近の渓谷を会場とする蓼科中興高原・横谷渓谷氷瀑群、
おしどり隠しの滝の前にある奥蓼科・氷のオブジェなど、各地にイベント会場が点在します。
クリスタルフェスティバルのメインとなる会場は白樺湖畔南岸に設営されているイベントホールの中にあります。
2004年第7回クリスタルフェスティバル白樺湖氷燈祭のテーマは「日本の祭り」ということでしたが、
2003.12.31〜2004.02.22の期間開催されました。ただ開催期間は年によって若干変動するようです。
毎年テーマを変えながら行われているイベントですが、幻想的な氷燈祭の美しさはなかなかのものです。
特に白樺湖イベントホールで行われる氷燈祭は、夜がオススメです。
幻想的にライトアップされていろいろな色に輝きながら闇の中の浮かび上がる氷燈の美しさは見事です。
今回はクリスタルフェスティバルの中でもメインの白樺湖畔しか見ていませんが、
このためにわざわざ兵庫県から車を飛ばした甲斐もあったかなと思います。
白樺湖氷燈祭の入場料はイベントホールのみ有料で600円です。他の会場は無料で見られます。
また無料駐車場は会場横の広場になります。
アクセスは中央自動車道諏訪(茅野)インターで下りて、国道152号線を白樺湖方面へ進路をとります。
また上諏訪から立石公園・霧ヶ峰・車山を経由して白樺湖へ至るルートもあります。
ただ冬季の長野県は非常に寒く、車は必ずチェーンかスタッドレスタイヤは必須となります。
お天気が良ければ諏訪湖付近はまだ大丈夫かもしれませんが、
そこから白樺湖方面は冬季は積雪や凍結の恐れがあります。
この中でも比較的白樺湖へ向かって走りやすいのは国道152号線を経由するルートで、
よほどの雪は別として、だいたい一年中凍結防止剤が撒いていあるため積雪も無いかあっても走りやすいです。
ただし白樺湖畔の道はバリバリの積雪・凍結路になっていますので注意してください。
真冬の祭典クリスタルフェスティバル(長野県・茅野市)
氷の彫刻の祭典 クリスタルフェスティバル
白樺湖クリスタルフェスティバル「日本の祭り」では
長崎くんち竜宮船や青森ねぶた祭りや祇園祭の長刀鉾
諏訪大社下社秋宮神楽殿や諏訪大社上社本宮本殿
アンパンマンやドラえもんなどの氷の彫刻が楽しめました
撮影日2004年1月8日