秋の高野山・紅葉の壁紙写真です。
高野山は和歌山県伊都郡高野町にあり、標高900m前後の山中に開けた真言宗の聖地です。
高野山は開祖である弘法大師(空海)が816年に嵯峨天皇の勅命により開かれた真言密教の根本道場です。
弘法大師(空海)の廟は高野山の奥の院の一番奥に眠っています。高野山では撮影禁止場所はほとんどないのですが、
唯一ここ奥の院の弘法大師の廟がある、御廟橋から奥だけです。
とはいえ奥の院には弘法大師だけでなく、織田信長、豊臣秀吉、春日局、加賀前田家、越前松平家、
赤穂浪士の浅野内匠頭、毛利家、上杉謙信、明智光秀、石田光成、伊達政宗、武田信玄・勝頼、
親鸞上人、紀伊徳川家などの歴史上有名な人物の墓標や供養塔が約2kmの区間に渡り立ち並んでいますので、
なかなかここで撮影しようという気も起きませんが。
高野山の中心となるのは金剛峯寺です。現在ある金剛峯寺は意外なようですが豊臣秀吉の建立だそうです。
もともと金剛峯寺は高野山全体を指す言葉として弘法大師が名づけたものですが、
そののち明治時代に入ってから現在の金剛峯寺をそう呼ぶようになったのだそうです。
高野山の紅葉の見頃は標高900m付近ということもあっていち早く10月下旬〜11月上旬頃見頃を迎えます。
高野山(和歌山県・高野町)
高野山の紅葉のスポット
高野山の紅葉
金剛峯寺・根本大塔と紅葉
東塔付近の紅葉
高野山・金堂近くの朱塗りの橋と紅葉
撮影日2003年10月27日