栂尾の高山寺は
京都市街の北、右京区梅ヶ畑栂尾町に位置する真言宗のお寺です。
京都市街からは国道162号線で北上し、西明寺を過ぎてしばらく走ってゆくと左手にあります。
高山寺の前身として奈良時代から「度賀尾寺」「都賀尾坊」と呼ばれるお寺が
あったそうですが、実質的な開基は鎌倉時代の僧侶である明恵(みょうえ)上人ということになっています。
鎌倉時代の創建とすれば創建年度は1206年です。
また高山寺は古都京都の文化財として世界遺産に登録されているお寺の一つです。
高尾の神護寺、槇尾の西明寺と栂尾の高山寺を合わせて三尾と呼ばれています。
山号は栂尾山、もともとは神護寺の別院とされていたようです。
高山寺にある石水院は戦乱の中でも焼け残った鎌倉時代の貴重な建築物として
国宝にも指定されています。
駐車場は民間駐車場が利用できます。通常は無料ですが、この紅葉の時期に限って有料となり、
一番近い場所に位置する駐車場で駐車料金は800円、周辺だと500円といったところが相場です。
高山寺は神護寺や西明寺とは少し距離が離れていますが、一日かけて回るのであれば、
一カ所に駐車して歩いて回った方がお得です。ただ同時に紅葉の時期は非常に多くの車で
混雑する場所の一つで、駐車場の空き待ちの渋滞が発生するすることも常ですので、
その分時間にゆとりを持って早めに出かけれらた方がいいです。
また重要文化財の石水院はかつては撮影禁止の場所だったようですが、
私が行ってきた2007年では特に何も言われなかったです。
高山寺の入場料は通常期は無料ですが、紅葉時期に関しては400円かかります。
またそれとは別に石水院の入場の際には600円かかります。
高山寺の紅葉
高山寺の紅葉は特に国宝に指定されている石水院の紅葉が有名です。