金沢にある兼六園の庭園の冬支度と雪吊りの松などの壁紙写真です。
石川県金沢市の市街地中心部にある兼六園は水戸偕楽園と岡山後楽園と並んで日本三名園(三大庭園)のひとつとされています。
造成されたのは1676年に当時の第五代加賀藩主だった前田綱紀が最初だといわれています。
当時は金沢城の一部をなす蓮池門の付近にあったため蓮池庭と呼ばれていたそうです。その後1759年の宝暦の大火で焼けたものの再興され、
第13代加賀藩主・前田斉泰の手によってより拡張されて、現在のような姿になったそうです。
現在金沢城とは道を挟んで対峙していますが、この道路はお堀を埋め立てて作られたもので、石川橋によって結ばれています。
金沢城と兼六園はもともとはひとつで、金沢城内にある庭園だったのだそうです。
私の行った12月の庭園では雪吊りが終わり、いよいよ迎える冬の積雪に備えているようでした。
雪吊り自体が行われるのは11月1日となっていますが、樹齢200年を越えるとされる唐崎松にも雪吊りが施され、
こういう雪吊りが兼六園には似合うなぁという感想です。
雪景色があればもっと良かったのですが、あいにくの暖冬でか雪はまだ降っていませんでした。
兼六園は他所へ行った帰りに立ち寄ったものですが、16時30分閉園という時間制限のきつさにも
少々ビックリしました。
着いたのがもう16時でしたから、わずか30分ほどの駆け足撮影でした。
本当はもっとじっくり眺めてみたい、そんな庭園です。入場料は300円と比較的良心的な金額です。