別府地獄めぐり、続いてはかまど地獄
、鬼山地獄、白池地獄、金竜地獄の紹介です。
かまど地獄は真っ赤な赤鬼の像が立っている記憶がある方も多いかと思いますが、
ここは鬼石坊主地獄・天然記念物の坊主地獄とともに、ふつふつと地中から湧きあがる
熱泥地獄を見ることが出来るところです。
ただ色合いは天然記念物の坊主地獄が焦茶色系統、鬼石坊主地獄がグレー色なのに対して、
かまど地獄では鉄分を含んでいるのか、ピンクに近い赤い色合いをしています。
またその他に乳白色の池やグリーン〜ブルーに色合いが変化する池などもあります。また足湯めぐりを出来るところでもあります。
比較的地味な印象が強い地獄の中では割といろいろなものが楽しめるところといえそうです。
鬼山地獄にも真っ赤な赤鬼の像があり、またモスグリーン色の池もありますが、鬼山地獄ははどちらかというと
地獄というよりもワニの動物園っていったほうがよさそうなところです。ここで噴気を利用して
飼育されているワニの頭数は約100頭にもなり、クロコダイルなどの世界のワニを見ることが出来ます。
なお、ここのワニの飼育が始まったのはなんと1923年(大正12年)だそうで、非常に歴史の長いところです。
続いて白池地獄。こちらにあるのは撮影していませんが熱帯魚を飼育している水族館。やはり地獄の噴気を利用して
熱帯魚を飼育しているところがそれらしい。白池地獄の泉質は含ホウ酸食塩泉で、塩化ナトリウム、ケイ酸、重炭酸ナトリウム
などの成分も含んでいるそうです。比較的地獄の池の中では大きい方に入りますが、あまりこれといった特徴は感じられません。
噴出時は無色透明なのだそうですが、時間とともに徐々に冷やされて、このような乳白色の池の色になるそうです。
さてこのページ最後に紹介するのは金竜地獄です。
何やら入口からして中国へ来たような違和感があるのですが、阿弥陀如来始めやたら仏像が
多いのですが、観光地ですのでそれもありとして、地獄自体は比較的地味な
無色透明な色合いの池があるだけです。ただこの源泉は近隣の公衆浴場などにも送られているそうです。
金竜地獄の名前の元となったのかどうかは分かりませんが、やはり龍の像があって、口から蒸気を吐き出していたのは
印象に残っています。またここには温室があって、バナナの栽培もされています。
別府地獄めぐり かまど地獄・鬼山地獄・白池地獄・金竜地獄
かまど地獄や鬼山地獄や白池地獄、金龍地獄などを写真で紹介します。