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グラバー邸(旧グラバー住宅)と庭園
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グラバー邸と庭園の様子。
グラバー邸はグラバー園の名前の元となっている中心的な建物で、
建築されたのは1863年、日本最古の木造の西洋建築としても価値があり、
国の重要文化財に指定されています。
またグラバー邸はイギリスの商人であったトーマス・グラバー氏の手による設計で、
グラバー邸を建築したのは大浦天主堂の建築をした棟梁小山秀之進だそうです。
グラバー氏は1859年来日後、グラバー商会を設立して日本茶・生糸・海産物などの輸出から、
薩摩藩や長州藩など後の明治維新につながる諸藩に武器や弾薬、外国船舶などを調達して
大きな利益を得ていたそうです。
キリンビールの創始者もグラバー氏で、
現在のキリンビールの前身ともいえるジャパン・ブルワリ・カンパニーを作ったことでも有名です。
ついでにキリンビールのラベルの麒麟はグラバー邸温室にある麒麟の像がモデルとか。
