円型に禅と円通の心を表現し、円は大宇宙を表現している悟りの窓。
では円通とは何ぞやということですが、
どうも観音様のことを指してそう呼ぶのだそうです。
つまり悟りの窓はその丸い形に大宇宙と禅の心と
観音様の心を同時に表現していると言い換えられそうです。
観音様の心=自在に全てを見通せる仏様の心=悟りの境地と言えそうな気がします。
そういえば円通と名の付くお寺は全国いたるところにあります。
ご本尊が観音様だったので、それが名前の由来になったというお寺が
ずいぶん多そうに思えます。
外の景色を借景に額縁に見立てたものは全国各地にありますが、
この悟りの窓はその中でも最も印象の強い、
思わずじっと見入ってしまうようなそんな気がします。