方丈前の庭園と禅堂。
石段を上がると左手に鐘楼と永源寺本堂である方丈があり、正面庭園越しには禅堂が見えます。
1361年創建の禅堂の再建は比較的新しく、1933年に再建された建物です。
この辺りが永源寺の最も中心となる建物があるところです。
永源寺で最も重要な建造物である本堂(方丈)は、1361年佐々木六角氏頼により創建されたものですが、
その後火災で焼失を繰り返し、現存する本堂は江戸時代中期の1765年に
第112代住職の拙堂禅師の時代に再建されたものです。
また国内屈指の葭葺きの屋根を持つ建造物としても知られています。