北海道美瑛町に広がる
広大な畑とパッチワークと呼ばれる丘、パノラマロードを紹介します。
美瑛は大きく分けて国道237号線と美瑛市街地を挟んで南側に展開する
四季彩の丘のあるパノラマロード側と、北西側のケンとメリーの木などがあるパッチワークの丘の
2つのエリアがあります。主体となって観光客も多いのはパッチワークの路のあるパッチワークの丘のほうですが、
パノラマロード側にも素晴らしい風景が広がっています。
主な施設や見どころはパノラマロード側では四季彩の丘、新栄の丘展望公園、三愛の丘展望公園、クリスマスツリーの木や、
美瑛の写真家故前田真三氏の写真館である拓真館、国道237号沿いですが、かんのファームといった施設があります。
一方パッチワークの丘では入り口にあるぜるぶの丘の花畑、北西の丘展望公園、ケンとメリーの木、親子の木、セブンスターの木、
マイルドセブンの丘といったCMにもなった有名な木や風景が点在しています。
さらに美瑛の風景はこれだけではなく、あちらこちらに素晴らしい風景があり、この地域全体として
パッチワークの風景を見ることが出来ることもあり、この丘全体がその中に溶け込んでいる素晴らしい地域だということがいえます。
ただこの風景は元々は美瑛の丘で農業に携わっておられる農家の方々が、この丘にあった条件の作物をこの土地の特性に合った形で
大規模栽培してゆく過程で副産物的に出来上がってきたものであるということ、観光目的で造られたものではないことに
留意する必要があります。農家の畑なのですから、当然農作業の邪魔になってはならず、農地への立ち入りもいけません。
夏の観光シーズンには大人気で曜日を問わず駐車場がいっぱいになってしまうほど込み合うところでもありますが、
静かにこの風景を楽しみたいなら少し人気スポットと離れてみても、そこには違った素晴らしい風景が広がっています。
人気スポットは結構点在しており、分かりにくいスポットや看板が全く出ていないものもありますので、
一応GPS計測した緯度経度も合わせて掲載しておきます。散策時の参考にしてください。