立山黒部アルペンルートの開通時に最大の高さを誇る雪の大谷と雪の壁です。 立山・雪の大谷と呼ばれているところは、 立山黒部アルペンルート開通時には十数メートルの雪の壁が出来るところとして非常に有名であり、 春の立山観光の目玉とも言えるものです。 アルペンルートの開通時の雪の壁は何も雪の大谷に限ったものではなく、 高原バスの始発である美女平ですでに2m〜3mくらいの雪の壁が道路の両側に連なっています。 ここから約23kmの道のりを除雪作業が行われます。 2008年は2月18日に立山ケーブルカーの除雪が開始されてから約2ヶ月の期間を掛けて 4月17日の室堂までの全線開通に向けて除雪して行くわけです。 ブナ坂、弘法、七曲り、弥陀ヶ原、追分、天狗平と標高を上げてゆくにしたがって両側の雪の壁の高さも次第に高くなり、 周囲の景色はほとんど見えなくなってゆきます。 時々雪の壁の間からいきなり視界が開ける瞬間がありますが、 一面雪に覆われた銀世界の中に見える立山の山岳と雪の壁はこの時期にしか見ることの出来ない 素晴らしい風景です。 雪の大谷はこのアルペンルート高原バス区間でも最大の雪の壁を見ることが出来るところです。 ここは地形の関係で降ってくる雪と風に流された雪と両方の吹き溜まりが出来るところであり、 そのために周囲と比較しても特に雪の壁の高さが高いことで有名なわけです。 ちなみに私の行ってきた2008年では高さ最大16mとのことです。年によっては20mに迫ることもあるそうです。 この雪の大谷区間の除雪だけでも一週間から10日前後掛かるそうですから驚きです。 2008年の雪の大谷ウォークはアルペンルート開通時の4月17日〜5月20日まで行われています。 雪の大谷へ行くには美女平から一度終点室堂駅まで高原バスに乗り、 室堂駅から高原バス道を徒歩で約10分ほど戻ったところにあります。 なお、雪の大谷ウォークは時間制限があり、一般開放時間は午前10時〜午後3時までです。 4月17日朝の到着時の立山室堂の気温は0度前後でしたが、快晴でそれから徐々に気温は上がり始め、 昼ごろには10度近くまで上昇しました。 この程度の気温であれば太陽の強い日差しと相まって、歩くとかなり温まるためあまり厚着は必要ないですが、 天気が悪いと想像以上に寒く感じられると思われるので、天候次第でかなりの寒さ対策は必要です。 雪の大谷ウォークは雪の壁を隔てて、道路を歩く大谷ロードと、雪の壁の反対側 、大日岳などの山並みを見ながら雪の上を歩くパノラマロードとがあり、両方で往復できるようになっています。
立山室堂・雪の大谷の壁紙写真です。雪の壁の高さは約16m程ありました。
