はっきりと見え始めた山岳と遊歩道
だんだんとお天気が回復傾向にあるようで、今までは山にガスがかかっていたり、視界が悪くなったりしていたのですが、剣ヶ池に到着する頃から、急激に周囲が晴れ始めて来て、雲がどんどんと取れて来ます。それとともに、今まで全く見えなかったような山々が、急峻な斜面や、鮮烈な紅葉と緑を見せてくれるようになってきました。
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千畳敷カール、長野県剣ヶ池の近くに到着
剣ヶ池はちょうど千畳敷カールの遊歩道の中では最も標高の低いところにあります。遊歩道は最初は中央アルプスのすぐ下を通っていて、山の大変な迫力が楽しめるようになっていますが、剣ヶ池付近からは、今度は少し離れた位置から中央アルプスの全体像を眺めることが出来るようになっています。近くで迫力のある風景を見るのも良いのですが、また少し離れた場所から、雄大な中央アルプスの山々を眺めるというのもまた良いものです。
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千畳敷カール、長野県這い松の緑と草紅葉のオレンジ
高山独特ですが、這い松と言われている松が生えています。とても背の低い松で、平地で見る松とは全く異なった姿形をしています。これは山岳地帯独特の強烈な風や、また大量に降る雪に耐えて、生きていくための知恵と言っても良いでしょう。植物も環境に合わせて、様々に進化していると言うことなのでしょう。
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千畳敷カール、長野県岩の近くに生えている草紅葉
千畳敷カールの遊歩道を剣ヶ池に向かって進んでいきます。駒ヶ岳の登山道と別れ道からは、下り坂になっているので歩くのは比較的楽ですが、ただ足元がやはり山岳地帯ですから、いくら遊歩道が整備されていると言っても、それなりに石があったりするので気を付けなければなりません。でも、こういった素晴らしい紅葉を見ていると、時間が経つのを忘れてしまいます。