グラスボートで巡る三方海中公園と常神半島の壁紙写真です。
三方海中公園は若狭国定公園世久見湾の中にあって、複雑な海底地形と海底に広がるホンダワラの海草の森、
透き通ったきれいな海面や暖流と寒流がぶつかるために多様な魚が見られるといった特徴があります。
この三方海中公園をグラスボートに乗って巡るというツアーがあります。
グラスボートはどんなものかというと、漁船を改造した船のそこの部分をガラス張りにして、
海底の様子を観察できるようにしたものです。
予想したよりもガラス張りの面積は小さく、またかなり底まで距離があるため、
思ったほども見られませんでしたが、それでもホンダワラの森など海底に海草がびっしり生えている様子や、
養殖の生けすに放たれている魚を間近で見ることが出来たり、御神島周辺を船に乗って回れたりと
日常とは少し違った体験が出来ました。
海中公園とはそもそも特別に美しい海中の景観を持っている地域を定めているもので、
昭和32年に出来た自然保護法で定められているものです。
別に海中に公園があるわけでもないのですが、常神半島周辺の海域は流れ込む河川も無く、土砂が運ばれてこないため
常にきれいなままで海中が保たれているところから海中公園地区に指定されています。
またこの海域では暖流である対馬海流が流れ込んでいるところで、気候も日本海側にしては比較的温暖で、
常神半島では南国の植物であるソテツの見られる北限として、常神の大ソテツが有名です。
三方海中公園 海の壁紙(福井県三方町常神半島)
三方海中公園と常神半島の壁紙写真です
常神半島の海
常神半島周辺の美しい海と
海上から見る御神島、コバルトブルーや
エメラルドグリーンの美しい海を見てきました
撮影日2006年3月17日