戸隠高原の鏡池はその名の通り、 水面にまるで鏡のように戸隠連峰の山々を映し出すところからその名が付いています。 面積約45,000u、標高1200mくらいの戸隠高原にある鏡池では、風のない早朝には鏡のように澄み切った 池面にくっきりと鮮明に紅葉で彩られている戸隠連峰の山々が映り、素晴らしい光景が展開します。 戸隠連峰の山々は戸隠山を中心に西岳、第一峰、八方睨、九頭龍山、五地蔵岳、高妻山などで構成され、 標高2000m級ながら断崖絶壁を鎖を頼りに懸垂で下りていかなければならない不帰ノ嶮・ 幅50センチに満たない稜線を馬乗りで這っていかなければならないナイフリッジと呼ばれる 蟻ノ戸渡リ・剣の刃渡りなどの鎖場・難所が数多くあり、 登山には非常に危険を伴う山として知られていますが、 神が投げ捨てた山として古事記・日本書紀などの神話にも登場する戸隠山をして霊山と崇め、 戸隠中社、奥社などを擁し、2000年以上の歴史を持つ戸隠神社が古来よりあって、 中世には修験道を通じた山岳信仰を盛んにしたともいえると思われます。 鏡池はこれら戸隠連峰を池面に映しこみますが、この澄み切った高原の早朝の凛とした空気と あいまって、どことなく霊気を漂わせる、そんな神秘的なものを感じます。 鏡池の紅葉の見頃ピークは10月中旬〜10月20日前後だと思われます。 私が行った10月末では一部すでに紅葉が散りかけていて、少し遅いかなという感じでした。 また撮影には水面が静止する風のない早朝がベスト、現地には6時40分ごろ到着しましたが、すでにこの時間帯では 多くのカメラマンが撮影にこの場所に集まっておられました。 戸隠高原・鏡池へは車では上信越道長野インターで下りて、善光寺方面を目指し、そこから 戸隠方面へ向かう七曲り道路を通って通称戸隠バードラインと呼ばれる道路に入り、中社を過ぎて少し走ったところから 細い道を鏡池へ向かって入ってゆきます。 また、約50台程度止められる無料駐車場もあります。
戸隠高原にある鏡池の紅葉の壁紙写真です。

