大阪城公園梅林は大阪城の敷地内にある梅林で、
大阪城の内堀の東側にあり、大阪に早春を告げる春の風物詩となっています。
大阪城公園梅林は大阪城を目の前に眺めながら観梅を楽しめるスポットとして
大阪市中央区にある大阪城公園内に1974年(昭和49年)3月にオープンしました。
梅林の面積は約1.7haほどあり、約97種1200本ほどの紅梅白梅が楽しめます。
梅の花の開花時期は近畿地方でも和歌山の
南部梅林と並んで最も早く、
例年2月初旬〜中旬頃には開花して2月末頃〜3月上旬頃に見頃を迎えます。
これは大阪の気候が日本でもかなり暖かい方に入るためです。
また大阪城公園梅林の特徴としては大都会の真っ只中にある梅林だということがあげられます。
大都会のオアシス的存在の梅林とも言え、大都会のビル群に囲まれた中にあって
ここにだけ違った時間と空間が流れているように感じます。
かつて豊臣秀吉の築城した大阪城天守閣を目の前に借景として見ながら梅を眺めて時を過ごす、
そんな贅沢な時間が過ごせます。
また一見奇異に見える梅林の奥に高層ビル群が立ち並ぶ様子が見られるのもここ独特の風景です。
大阪城公園へのアクセスは、阪神高速13号線森ノ宮出口で降りて、周辺で駐車場を探します。
料金は森ノ宮公営駐車場で時間350円前後が相場のようです。
またJRだと大阪環状線大阪城公園駅が最寄駅です。
大阪城公園梅林は開園期間中の入園料は何と無料です。またいつでも入れるのも特徴です。
これだけの梅林が無料で鑑賞できるというのもなかなか太っ腹で良いですね。