福井県三方五湖レインボーラインからの風景の壁紙写真です。
三方五湖レインボーラインは福井県三方町と美浜町にまたがる観光道路で、
若狭湾国定公園に属する観光名所です。レインボーラインの全長は11.2kmあり、
山頂の梅丈岳(標高395m)には三方五湖と日本海を見渡せる展望所があります。
今回は三方町側の入り口にあたる海山料金所で通行料金1000円を払っていよいよここからレインボーラインの始まりです。
福井県が総工費9億円を掛けて1968年5月20日に開通しました。
レインボーラインというと、虹色の華やかな色合いを想像してしまいますが
風景的には海と湖がメインでどちらかというと夏向きの風景が広がります。
海山料金所を過ぎるとすぐに日本海にぽっかり浮かぶ無人島の烏辺島が見えてきます。
ここから徐々に標高を上げてゆきますが、あちらこちらに見所がスポット的に点在します。
駐車場は山頂の第一駐車場はじめ、途中に第二第三の駐車場があります。
山頂の梅丈岳へはケーブルカーとリフトで登る事が出来ますが、
リフト及びケーブルカー搭乗には別途500円料金がかかります。
ただ梅丈岳山頂からの絶景はレインボーライン隋一のもので、
360度開けたパノラマはやはり一度見てみたいものです。
梅丈岳山頂から見ると分かるのですが、三方五湖はそれぞれ微妙に色合いが違います。
海の青と山の緑にこれら5つの湖の色合いを指してレインボーラインと呼んでいるのでしょう。
また山頂には三方出身の歌手である五木ひろしさんにちなんだ五木の園や、バラ園などもあり、
しばしの休息をくれることと思います。
三方五湖は最大の水月湖をはじめ、三方湖、菅湖、日向湖、久々子湖の湖の総称です。
このうち最大の水月湖は全ての湖と水路を介してつながっています。
また日向湖と久々子湖は海と直接つながっているため、海水湖となっています。
水月湖と菅湖は淡水と海水が混ざり合っている湖です。
三方湖には別所川やハス川、観音川、中山川などの河川が流れ込むため、
五湖唯一の淡水湖となっているようです。
この微妙な塩分濃度の差と水深深度、加えて満ち潮や引き潮が塩分濃度を変え、
晴天時には三方五湖の微妙な色の違いとなって見ることが出来るのだろうと思います。
三方五湖と海の壁紙
夏の三方五湖とレインボーライン梅丈岳山頂からの風景です
三方五湖レインボーライン(福井県三方町・美浜町)
三方五湖とは福井県三方町と美浜町にまたがる
5つの湖です。それぞれに色が異なるところから
周遊道路にレインボーラインの名が付いています
撮影日2004年7月15日