紅葉の美しい京都光明寺の壁紙です。
京都光明寺は京都府の西・長岡京市粟生野にある西山浄土宗の総本山で、紅葉が非常に美しいお寺です。
1175年に法然上人がここで初めて南無阿弥陀仏の浄土宗の説法を行われたそうです。
当時は源平合戦の折でもあり、源氏方の有力な武将であった熊谷直実が
後に叔父との領地争いで敗れて出家し、1192年に法然上人の弟子になり、法力坊蓮生を名乗ります。
京都長岡京の光明寺の建立は法然上人の弟子になった蓮生(熊谷直実)が、
ここ長岡京粟生野の地が法然上人がかつて南無阿弥陀仏の専修念仏の説法を最初に行った地であることを思い、
1198年にこの場所に念仏往生院の建立を行ったのが光明寺の始まりとされているそうです
長岡京の光明寺は紅葉の見事さで、紅葉の名所ぞろいの京都でも屈指の素晴らしいところです。
有名なのは光明寺の山門(薬医門)の紅葉参道です。
入り口になる総門をくぐって女人坂を右手に見ながら左側の道を進むとこの山門と紅葉のトンネルがあります。
順路的には先に右手の女人坂を登り、法然上人立像を見、
光明寺の本堂である御影堂から廊下を経て階段で信楽庭へ下り、
庭園を見た後に山門(薬医門)からの紅葉のトンネルを眺める順路となっています。
京都長岡京の光明寺の拝観料は、紅葉の時期のみ500円かかります。
駐車場は光明寺参道入り口の右手、竹林を過ぎたところにありますが、
こちらも紅葉の時期は300円かかります。
但しあまり駐車場は広くなく(30台程度)、紅葉の時期は昼前には駐車場の空き待ちの渋滞が出来ることもあります。
光明寺の紅葉の見頃は11月中旬〜11月末頃ですが、やや年によって当たり外れがあるのか、
この年の紅葉は色合いがイマイチで、緑や真っ赤やオレンジや落葉が混じりあった感じになっていました。
京都の紅葉は概して急激に冷え込んだ年は色づきが良いようです。
光明寺紅葉の壁紙(京都府長岡京市)
光明寺山門の紅葉
京都光明寺と散り紅葉
京都光明寺の表参道・女人坂
紅葉と法然上人立像
京都光明寺・信楽庭
撮影日2003年11月25日