別名白帝城とも呼ばれる犬山城は松本城・ 姫路城・彦根城と共に国宝に指定されている城で、 国宝指定の4城の中では最も歴史の古い城でもあります。 犬山城は戦国時代の1537年に織田信長の叔父の織田与次郎信康によって 築城された城です。天守閣のすぐ北側を木曽川の大河が流れて、天然の要害をなしています。 軍事・経済・交通面においても、木曽川を押さえる要衝にあった犬山城は、戦略上重要な位置を占めていたと思われます。 1584年の小牧長久手の戦いの際には豊臣秀吉が12万の大軍でここ犬山城に入り、南側の 小牧城に陣取る徳川家康と合戦を行ったという歴史もあります。その後1617年には徳川幕府尾張藩の付家老であった 成瀬正成が入城し、明治時代の廃藩置県で廃城に至るまで成瀬家が代々犬山城主を務めた歴史を持ちます。 現存する天守閣は高さ19mの三層構造を持ち、全国の現存する天守閣の中でも最も古いとされています。 その後1891年(明治24年)の濃尾地震や1961年(昭和36年)の伊勢湾台風によって被害を受けましたが、 現在の天守閣は伊勢湾台風の後解体修理が行われ、昭和40年に完成したものになります。 また1935年(昭和10年)に天守閣が旧国宝に、1952年(昭和27年)には文化財保護法による国宝に指定されています。 今回は桜の咲く犬山城を訪れました。 廃藩置県によって外堀や櫓など天守閣を除く建物のほとんどが取り壊されているため、 城の規模としてはさほど大きくは感じませんが、本丸に現存する天守閣は非常に美しく、 桜の時期はお花見の名所として多くの人々でにぎわうところでもあります。 天守閣のある本丸に入るには入場料500円掛かります。 犬山城の桜の見頃は4月初旬〜上旬頃にかけて、近畿の桜より若干満開は早い感じで、2007年では4月5日現在で満開の見頃ピークでした。 桜の見どころは天守閣付近と、木曽川沿いの鵜飼乗船場手前周辺の桜並木が特にきれいです。 最寄駐車場は約100台ほど収容でき、駐車料金は200円です。ただし桜のシーズンはすぐに満車になってしまいます。
愛知県の桜の名所・犬山城は国宝に指定されている文化財です。天守閣周辺の桜と木曽川沿いの桜並木が見事です。
