群馬県の壁紙では浅間山の噴火で出来た鬼押出の溶岩群や浅間山、
草津白根山や白根山山頂にある湯釜、また夜の幻想的な草津温泉湯畑などの無料壁紙があります。鬼押出しは非常に殺風景なところで、かつてあった村々が浅間山の大噴火の溶岩流に飲み込まれた悲劇の跡です。今は鬼押ハイウェイが走っていますが、それでもその当時これだけの溶岩流が流れてきていると考えると自然の猛威を感じます。白根山も活火山であり、白根山の火口に溜まった水が変色して美しいエメラルドグリーンや水色に見えるのが湯釜です。しかしその印象とは裏腹の強烈な硫黄の臭気に圧倒されます。草津温泉にしてもこのあたりは溶岩や火山にまつわる名所が多いところです。
撮影地 | 見どころ |
鬼押出 | 鬼押出とは、溶岩流が冷えて固まった岩石が集まっているところです。 浅間山が江戸時代の天明3年に浅間山史上最大規模の噴火を起こし、その時の最後に起きた鬼押出溶岩流が 浅間山より流れ下って全ての村々を飲み込むように焼き尽くし、現在のような形になりました。 現在の鬼押出園は1951年に当時の西武グループの創始者でもある堤康次郎氏が完成させたものです。 鬼押出園は有料道路の鬼押ハイウェイの途中にあり、浅間山を間近に眺めながら、その当時の 溶岩流のものすごさと、当時そのままに残されている浅間山の噴火と溶岩流の痕跡を眺めることが出来ます |
白根山湯釜 | 世界一酸性度の高い湖、それがここ白根山山頂にある湯釜です。直径約300m、水深約30m、水温約18℃ 湯釜というと温泉をイメージされるかもしれませんが、水色〜エメラルドグリーンの美しい湖面をたたえる 火口湖の印象は、実際に行ってみると一気に崩れてしまいます。 あたりには強烈な硫黄の臭気が立ち込め、思わず鼻を覆ってしまうくらいの臭気と、 その美しい水色の湖面をたたえる火口湖の対比に圧倒されます。 白根山山頂付近にあるレストハウスの駐車場から歩くこと約500m、50mほど登ったところにあるのが この白根山の湯釜です。生命を寄せ付けない、酸性度世界一の湖、一度見てみてください。 |
草津温泉湯畑 | 草津温泉の中心には、湯畑と呼ばれている源泉があります。白根山の中腹に位置する 草津温泉では、日本一の自然湧出量を誇るこの源泉湯畑を中心に取り囲むように多くの 温泉が軒を連ねています。日本三大温泉の一つでもあり、古くから湯治場として非常に根強い人気を 誇っている温泉です。今回はこの湯畑のライトアップを撮影してきました。 夜ともなると、昼間とはまた違った幻想的な風景を見せてくれるこの湯畑ですが、 ライトアップされて、熱い源泉からの湯気がもうもうと上がる様子や、木樋と呼ばれる 湯の花を源泉を流しながら析出させる様子などが見られます。 |
尾瀬・尾瀬ヶ原 | 日光国立公園の一部をなす尾瀬は、云わずと知れた観光の名所であり、湿原と 高山植物や湿原植物の宝庫です。夏ともなると大勢の観光客がここにやってきます。 群馬県と福島県にまたがる尾瀬は、燧ケ岳の火山活動によって、約8000年前に出来たとされています。 またこの高層湿原と呼ばれる湿地帯は、雪解け水や雨水がため込まれ、また多数の高山植物の死骸が蓄積されやすい 性質も持っていて、これが高層の泥炭層を作りだします。 そのため、この高層湿原では特有の池塘と呼ばれる池の中に浮かぶ浮島が出来たりしているそうです。 |
サイトトップ>壁紙 群馬県